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  1. 木更津市議会 2019-03-01
    平成31年3月定例会(第1号) 本文


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      ◎開会の宣告 ◯議長(斉藤高根君) 議場の皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員数は22名であります。法定数に達しておりますので、これより平成31年3月木更津市議会定例会を開会いたします。  なお、欠席の届け出がありましたので、報告いたします。渡辺厚子議員、石井 勝議員が欠席。以上であります。                                (午前10時00分)   ─────────────────────────────────────── 2      ◎開議の宣告 ◯議長(斉藤高根君) それでは、開議に先立ちまして、市民歌の斉唱を行います。皆さん、ご起立をお願いいたします。          〔木更津市民歌斉唱〕 3 ◯議長(斉藤高根君) ありがとうございました。ご着席ください。  直ちに本日の本会議を開きます。   ─────────────────────────────────────── 4      ◎議会運営委員会委員長の報告 ◯議長(斉藤高根君) 今期定例会の運営につきましては、去る2月8日に議会運営委員会を開催願いましたので、その結果を議会運営委員会委員長から報告を願います。三上委員長。          〔議会運営委員会委員長 三上和俊君登壇〕 5 ◯議会運営委員会委員長(三上和俊君) 議場の皆さん、おはようございます。  本日招集されました3月市議会定例会の運営につきましては、去る2月8日に議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果をご報告いたします。  今期定例会に付議されます案件は、平成30年度関係議案9件、平成31年度関係議案35件、陳情2件の、合わせて46件でございます。  会期は、本日から3月20日までの37日間とすることに決定いたしました。  運営といたしましては、1日目、諸報告の後、議案第1号から議案第44号並びに陳情第2号及び陳情第3号を一括上程し、市長から施政方針及び議案について提案理由の説明を求め、その後、総務部長から補足説明を求めます。その後、会期中の休会についてお諮りをした後、かずさ水道広域連合企業団議会議員の選挙を行うことといたしました。  2日目は、議案第1号から議案第9号までの平成30年度関係議案について、委員会付託を省略し、全体会議をもって、ご審議願うことと決定をいたしました。なお、申合せ事項の規定により、2月14日の午後5時までに通告があった議員のみの質疑を行います。
     次に、3日目から6日目までの4日間で、一般質問を行います。質問の順序は、まず、代表質問を多数会派順に行い、次に、個人質問を通告順に行います。なお、個人質問が多数の場合は、一般質問の初日に代表質問を4会派行うため、開議を1時間前倒しにいたしまして、9時といたしますので、ご了承ください。また、一般質問の通告受け付けは、2月13日の午前9時から午後2時までといたしました。  6日目は、一般質問を行った後、平成31年度関係議案である、議案第10号から議案第44号までの35議案について、2月27日の午後5時までに通告のあった議員のみからの大綱質疑を行います。  その後、予算審査特別委員会を設置し、議案第10号から議案第15号の6議案について、同特別委員会に付託することと決定をいたしました。また、議案第16号から議案第44号の29議案及び陳情第2号及び陳情第3号については、それぞれの所管常任委員会へ付託することと決定いたしました。各委員会は、日程に従い、休会中にご審査願い、最終日にご報告願うことといたしました。  最終日の3月20日は、付託議案等について、各委員長からの審査結果報告の後、審議を行います。  なお、議案調査及び委員会審査並びに総合調整のため、2月13日から17日及び2月19日から25日、並びに3月2日から19日までの30日間は、休会とすることと決定いたしました。  以上をもちまして、議会運営委員会の報告を終わります。 6 ◯議長(斉藤高根君) 以上で委員長報告は終わりました。   ─────────────────────────────────────── 7      ◎議事日程の報告 ◯議長(斉藤高根君) 本日の議事日程は、会議システムに登録のとおりであります。   ─────────────────────────────────────── 8      ◎会期の決定 ◯議長(斉藤高根君) これより日程に入ります。  日程第1、会期の決定の件を議題に供します。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長報告のとおり、本日から3月20日までの37日間とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯議長(斉藤高根君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。   ─────────────────────────────────────── 10      ◎会議録署名議員の指名 ◯議長(斉藤高根君) 次は、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第80条の規定により、平野卓義議員鈴木秀子議員を指名いたします。   ─────────────────────────────────────── 11      ◎市長あいさつ ◯議長(斉藤高根君) 次に、渡辺市長から招集の挨拶があります。渡辺市長。          〔市長 渡辺芳邦君登壇〕 12 ◯市長(渡辺芳邦君) 議場の皆様、おはようございます。本日ここに3月市議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様におかれましては、ご多用中にもかかわらず、ご出席を賜り、まことにありがとうございます。  さて、3月市議会定例会に提案いたします案件は、議案その1で9件、議案その2で35件の、合わせて44件でございます。議案その1は、補正予算が6件、条例の一部改正が1件、和解が1件、工事請負変更契約の締結が1件でございます。次に、議案その2は、平成31年度の予算が6件、条例の制定が4件、条例の一部改正が18件、債権の放棄が1件、業務委託変更契約の締結が2件、規約の制定に関する協議が1件、事務の委託に関する協議が1件、団体の解散に関する協議が1件、財産処分に関する協議が1件でございます。  細部につきましては、後ほど提案理由の説明の際に申し上げることといたしますが、十分ご審議をいただき、全議案とも原案どおり可決賜りますようお願いを申し上げまして、招集の挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。   ─────────────────────────────────────── 13      ◎諸報告 ◯議長(斉藤高根君) 次は、日程第3、諸報告を行います。  監査委員から、平成30年12月26日付け及び平成31年2月1日付けをもって、例月出納検査の結果について2件の送付がありました。会議システムの諸報告に登録してあります。  次に、市長から、本日付けをもって、専決処分の報告について5件の送付がありました。会議システムの諸報告に登録してありますので、ご了承を願います。  次に、本日、市長から議案の送付があり、これを受理いたしましたので、報告いたします。議案は会議システムに登録のとおりであります。   ─────────────────────────────────────── 14      ◎施政方針・議案第1号~議案第44号・陳情第2号・陳情第3号       の上程 ◯議長(斉藤高根君) 次は、日程第4、施政方針及び議案等の上程を行います。  本日送付されました議案第1号から議案第44号並びに陳情第2号及び陳情第3号を、一括して上程いたします。議案の朗読につきましては、省略いたします。   ─────────────────────────────────────── 15      ◎施政方針・議案第1号~議案第44号の説明 ◯議長(斉藤高根君) まず、市長から施政方針及び提案理由の説明を求めます。渡辺市長。          〔市長 渡辺芳邦君登壇〕 16 ◯市長(渡辺芳邦君) 本日ここに、平成31年度当初予算案を含め、諸議案のご審議をお願いするに当たり、新年度の市政運営に臨む所信の一端を申し述べるとともに、諸施策の概要についてご説明をさせていただきます。市議会議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。  我が国の経済は、アベノミクスの推進により大きく改善しており、GDPは名目、実質ともに過去最大規模に拡大し、企業収益は過去最高を記録するとともに、就業者数の増加など、雇用環境の改善が続いております。国は、本年10月に予定されている消費税率の引き上げに伴う対応として、引き上げ前後の消費を平準化するための十分な支援策を講ずるなど、経済の回復基調が持続するよう、あらゆる施策を総動員することとしております。また、地方創生、国土強靭化、女性の活躍、障がいや難病のある方の活躍、働き方改革等の施策の推進により、経済の好循環をより確かなものとして、誰もが生きがいを持って充実した生活を送ることができる、一億総活躍社会の実現を目指しております。  本市では、東京湾アクアライン通行料金引き下げの波及効果や、これまで着実に積み重ねてきた、さまざまな施策の成果により、金田東地区における大型商業施設増床や木更津駅周辺地区へのマンション建設等の目に見える動きに加え、木更津北インターチェンジ周辺金田西地区での開発動向が顕在化するなど、活発な民間投資が、さらなるまちの活性化に寄与するものと期待されます。  一方で、本市の人口は、平成14年以降、毎年増加を続けているものの、その傾向に鈍化が見え始めており、本市が未来につながる持続可能なまちとして存在していくためにも、市を取り巻く環境や予見される状況変化への的確な対応が必要となってまいります。  平成31年度は、皇位継承が行われ、5月からは新しい元号となります。大きな歴史の転換点を迎えており、第4次産業革命の進展やキャッシュレス社会の到来、また、働き方改革の推進や外国人材の受け入れ拡大など、国全体のシステムが大きく変わってまいります。  本市におきましても、第2次基本計画がスタートする重要な年度であり、オーガニックなまちづくりステップアップを図るため、未来に向けた発想の転換によるイノベーションを意識しながら、市民のチャレンジが育まれ、人・もの・文化が循環する、自立した地域づくり、地域創生を推進してまいる所存でございます。  また、本市の市政推進に向けた取り組みが、国際連合が定めた、2030年までの国際社会の目指すべき持続可能な開発目標、SDGsの達成に向け、一自治体として貢献できるものと考えております。  本日、今定例会に提案いたしました、平成31年度当初予算案を含め、新年度に取り組む主な施策の概要につきまして、基本構想に定めるまちづくりの基本方向に沿って、ご説明申し上げます。  第1は、「安心・安全でいきいきとした暮らしづくり」です。  誰もが健康で活き活きと、安心・安全で快適に暮らすことのできるまちづくりを進めてまいります。保健・医療の充実につきましては、健康きさらづ21に掲げる、健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目指し、健幸マイレージ事業等を引き続き開催し、食育や運動に関する知識・関心を高める取り組みを進めるとともに、生活習慣病の発症や重症化予防のため、保健・栄養・歯科指導を通じた、保健活動の充実を図ってまいります。  また、感染症の予防や疾病の早期発見のため、予防接種の接種率やがん検診の受診率の向上に取り組むとともに、若い世代に対して健康意識を高める取り組みを推進してまいります。  さらに、児童・生徒の口腔衛生の向上を図るため、フッ化物洗口実施校を拡大してまいります。  国民健康保険につきましては、財政運営の責任主体である県と緊密に連携し、安定した運営に努めてまいります。また、本市の国民健康保険加入者健康保持増進のため、第2期データヘルス計画に基づき、特定健康診査特定保健指導実施率向上に努めてまいります。  さらに、地域の医療機関と連携した慢性腎臓病予防事業を実施し、新たに人工透析が必要となる方を減らす取り組みを行ってまいります。  地域福祉の推進につきましては、生活困窮者の包括的な支援を引き続き行うとともに、子どもの学習支援事業の対象にひとり親家庭等の中学生を加え、事業の拡充を図ってまいります。  また、成年後見制度利用促進に係る、地域連携ネットワークを構築してまいります。  さらに、援護を必要とする高齢者、障がい者、子育て中の親等に対し、地域における相談・支援体制を構築するため、社会福祉協議会等と連携し、コミュニティソーシャルワーカーを配置してまいります。  あわせて、高齢者や障がいのある方等の利便性や安全性の向上を図るため、巌根駅構内のエレベーター設置に向けて取り組むなど、公共交通機関バリアフリー化を促進してまいります。  高齢者支援の充実につきましては、高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画に基づき、高齢者が生きがいを持ち、介護が必要になっても、可能な限り住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、医療・介護の関係者と連携し、包括的支援を強化してまいります。  また、計画的な施設整備や外国人介護人材受け入れ促進による介護保険サービスの充実を図るとともに、地域の集会所等で高齢者が自主的に介護予防体操に取り組める、住民主体の通いの場を拡充してまいります。  障がい者支援の充実につきましては、障がいのある方が地域で自分らしく、活き活きと暮らせるよう、基幹相談支援センター設置に向けた体制の整備に努めてまいります。  また、地域自立支援協議会と連携を図り、障がいのある方への理解促進、居住支援、社会参加の促進、安心・安全な生活の確保、障がい児支援の推進を図ってまいります。  防災対策の推進につきましては、防災行政無線デジタル化整備を進めるとともに、災害時における飲料水を確保するため、木更津第二小学校にある耐震性貯水槽の補修を行ってまいります。  また、自主防災組織の新規設立、既存組織の活性化を図るとともに、地域の関係者と連携して行う、避難所ごと運営マニュアルや避難行動要支援者の個別計画の作成、市民主体による防災訓練の複数地域での同時開催など、地域防災力の強化に取り組んでまいります。  さらに、救援ヘリコプター等から活動場所の特定を容易に行えるよう、目印となるヘリサインを整備し、防災対応の強化を図ってまいります。  あわせて、有識者から専門意見・助言をいただき、講演会等の実施や防災対策強化アクションプランの作成・実行を通して、市民とともに、災害に強いまちづくりを目指してまいります。  消防・救急救助体制の充実につきましては、新消防本部庁舎の完成により、消防力の充実強化に努めるとともに、消防施設の適正配置を図るため、消防署長須賀分署を廃止した上で、消防署清川出張所を分署に昇格させ、救急車を配備してまいります。  消防団につきましても、小型動力ポンプ付積載車の更新整備や新基準活動服の整備を進めてまいります。  また、若い世代の消防団への加入を促進するため、18歳以上の学生等を対象に、災害対応を除く特定の消防団活動にのみ従事する、機能別消防団員制度を拡充してまいります。  防犯体制の充実につきましては、青色回転灯装備車による防犯パトロールの実施、自主防犯活動を行うボランティア団体への支援や自治会等の防犯灯設置に対する支援を継続するなど、関係機関と連携した防犯活動を行ってまいります。  また、地域住民と警察官OBである勤務員が連携し、合同パトロール等を実施する拠点となる、防犯ボックスを請西地区に設置するとともに、防犯カメラを増設し、犯罪の発生を抑制する環境づくりを進めてまいります。  交通安全対策の充実につきましては、交通安全教室の開催に対する支援や各種団体等と連携した啓発活動を推進してまいります。特に、増加する高齢者の交通事故を減らすための啓発活動を強化してまいります。また、安全な歩行空間を確保するため、交差点の改良や歩道の整備を行ってまいります。  消費者支援の充実につきましては、消費者トラブルに対応する相談窓口の周知や利用促進を図るとともに、消費者の安心・安全の確保に向け、関係機関等との連携体制を強化すること等により、消費者教育の充実及び啓発活動の強化に取り組んでまいります。  第2は、「子どもを育む環境づくり」です。  次代を担う子どもたちの、心身ともに健やかで活き活きとした成長を、地域社会全体で支え、見守るまちづくりを進めてまいります。  子育て支援の充実につきましては、子ども・子育て支援事業計画の最終年度を迎えるに当たり、目標の実現に向けた事業の推進を図り、評価を踏まえた次期計画の策定を行ってまいります。  また、子育て世代包括支援センター「きさらづネウボラ」と子ども家庭総合支援拠点のさらなる機能強化を図り、妊娠期からの切れ目のない支援の充実と、児童虐待の予防や発生時の迅速・的確な対応等を行ってまいります。  保育所待機児童の解消に向けましては、人材派遣など、民間活力を活用した保育士確保を進めるとともに、本年4月に増設する社会館保育園の1・2歳児棟に続き、民間保育園の施設整備を支援してまいります。  市立保育園の民営化につきましては、保育園民営化方針を踏まえ、事業者選定を着実に進め、対象保育園の移管先を決定してまいります。  また、放課後の子どもの居場所づくりにつきましては、放課後児童クラブの開設を促進し、子どもの健全育成と保護者の就労機会の拡大に努めてまいります。  さらに、引き続き、児童手当や児童扶養手当の支給等により、子育て期の経済的支援を行ってまいります。  教育の振興につきましては、新たな教育振興基本計画及び教育大綱に基づき、各施策を展開してまいります。  学校教育の充実につきましては、確かな学力を備え、心身ともに健康で、生きる力を身につけた児童・生徒の育成を目標とし、家庭、地域社会、学校・行政の協働による、トライアングル子育て運動を基本理念に、家庭や地域から信頼される、魅力ある学校づくりを目指してまいります。  また、教職員の資質向上に努めるとともに、新学習指導要領の完全実施に向けた、授業改善に取り組んでまいります。  さらに、小学校の外国語科導入に向けた外国語指導助手(ALT)の適正配置や効果的な活用、英語検定料の補助など、グローバル化に対応した外国語教育の充実に取り組み、国際理解教育を推進してまいります。  あわせて、算数・数学検定の実施、職場体験等によるキャリア教育情報化社会に適応するための情報教育、環境に配慮した食に関する教育の充実も図ってまいります。  加えて、スクール・サポート・ティーチャーの増員等により、児童・生徒への学習支援の充実を図ってまいります。  また、木更津市立小中学校の適正規模及び適正配置に関する基本方針の見直しに取り組むとともに、本市初となる、小中一貫校、(通称)富来田学園を設立し、特色ある学校づくりを推進してまいります。  学校施設につきましては、児童・生徒の快適な学習環境を確保するため、全ての小中学校の普通教室にエアコン設置を進めてまいります。  また、児童・生徒の増加に対応するため、金田小学校と太田中学校の校舎増築工事を実施するとともに、施設の安全性を確保するため、西清小学校と岩根小学校の屋内運動場のつり天井や照明等の耐震化対策を実施してまいります。  学校給食につきましては、引き続き、地元産食材を取り入れるとともに、給食残渣を活用した循環の取り組みを継続し、地産地消と食育を推進してまいります。  青少年の健全育成につきましては、子どもの居場所づくりや地域の教育力の向上を図るため、放課後子ども教室の拡充や、生き生き子ども地域活動促進事業サタデースクール事業を推進し、地域住民の参画による世代間交流やさまざまな体験活動を提供することにより、子どもたちの主体性、協調性、自立心の育成を図ってまいります。  また、青少年相談員青少年育成関係団体等の支援連携を推進するとともに、次代の担い手となるボランティアの育成に努めてまいります。  第3は、「まちを支える人づくり」です。  市民が、生涯学習やスポーツ活動を通じて得た成果を地域社会の中で活かすとともに、貴重な文化を次の世代に継承していくことで、まちの担い手やふるさとに誇りと愛着を持てる人を育んでまいります。  社会教育の充実につきましては、市民一人ひとりが生涯を通じ学習できる環境を整えるとともに、学習の成果を地域社会で活かす、仕組みづくりを進めてまいります。
     その一環として、市政について理解を深めていただくことを目的として、市職員が市民の学習会や集会等に出向いて、市の施策や制度等を説明する出前講座を実施してまいります。  公民館におきましては、市民の多様な学習要求に応える各種事業を展開するとともに、地域課題解決に向けた住民の主体的活動を支援してまいります。  図書館におきましては、利用者の学習や調べものに対して、資料を検索・提供するサービスの充実を図るとともに、乳幼児とその保護者を対象として、司書等による読み聞かせや絵本等の配布を行う、ブックスタート事業に取り組んでまいります。  スポーツ・レクリエーションの振興につきましては、世代や障がいの有無を超え、誰もが気軽に楽しめるスポーツの普及に努めるとともに、成人の運動習慣を定着させるため、運動機会の少ない子育て世代を対象とした、スポーツ教室を開催いたします。  また、2019木更津トライアスロン大会等の開催を通じ、競技の普及と本市の魅力発信に取り組み、地域の活性化につなげてまいります。  体育施設につきましては、適正な管理運営に努めるとともに、安全で快適なスポーツ環境を提供してまいります。  また、江川総合運動場につきましては、本年6月の陸上競技場の供用開始に向け整備を進めるとともに、市民参加型のオープニングイベントを開催するなど、身近なスポーツ活動の場として利用いただけるよう、周知を図ってまいります。さらに、野球場及びサッカー場の計画的な施設整備に取り組んでまいります。  あわせて、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催まで1年余りとなり、全国的に大会に対する気運が醸成される中、本市におきましても、事前キャンプ誘致活動の推進や中学校でのトップアスリートによる体験授業など、官民で組織する推進協議会の活動を支援してまいります。  市民文化の充実につきましては、引き続き、木更津市史の編さんに取り組むとともに、国・県の指導のもと、国指定重要文化財、上総木更津金鈴塚古墳出土品の国宝化を目指した取り組みを推進してまいります。  また、すぐれた芸術文化に触れる機会を提供するため、県民芸術劇場公演や芸術団体によるコンサート等を開催するとともに、市民の芸術文化活動の発展に寄与するため、活動の拠点となる市民会館中規模ホールの整備に向けた、基本計画の策定に取り組んでまいります。  さらに、郷土博物館金のすずにおきましては、収蔵資料を適正に管理するため、空調改修工事を実施してまいります。  人権擁護の推進につきましては、LGBT等の性の多様性に配慮した社会づくりの推進など、誰もが自分らしく暮らしていける社会を目指し、人権に関する正しい理解と認識を深めるための啓発活動に取り組んでまいります。  男女共同参画の推進につきましては、男女共同参画計画(第4次)に基づき、男女が互いに認め合い、ともに活躍できる豊かで活力のある社会の実現に向けて、フォーラムの開催や広報きさらづに特集記事を掲載する等の啓発に努めるとともに、市民、事業者、及び関係機関・団体と連携し、あらゆる分野における女性の活躍の推進に取り組んでまいります。  第4は、「まちのにぎわい・活力づくり」です。  市内外から人やものが集まる、にぎわいと活力に満ちたまちづくりを進めてまいります。  企業誘致の推進につきましては、企業誘致方針に基づき、かずさアカデミアパーク、金田地区、インターチェンジ周辺地区を誘致拠点に、本市の有する立地特性を活かした企業誘致に取り組み、雇用の創出に努めることで、地域経済の活性化につなげてまいります。  農業の振興につきましては、木更津産米のブランド化や消費拡大に向け、本年11月30日及び12月1日に開催する、第21回米・食味分析鑑定コンクール国際大会in木更津を成功させるとともに、6次産業化や有機農産物の生産促進、新規就農への支援等に取り組んでまいります。  また、共同活動や認定農業者等への支援を行うほか、地域農業の担い手への農地集積・集約化を促進し、農業経営の効率化を図ってまいります。  全国的に深刻化する有害鳥獣による農作物への被害防止対策につきましては、駆除活動の継続的な実施とあわせ、地域一体となった防護柵設置への支援等により、農作物被害の軽減に取り組むとともに、捕獲したイノシシ等は、民間事業者の獣肉処理加工施設において、食用として有効に活用してまいります。  林業の振興につきましては、本年4月1日に施行される森林経営管理法に基づき、森林資源の適正な管理を目的とした、森林整備方針を策定してまいります。  また、森林の整備・保全に対する支援を行うとともに、林道施設の適正な維持管理に努めてまいります。  水産業の振興につきましては、水産振興計画に基づき、漁業協同組合が実施する漁場環境の改善、資源の育成・導入及び生産性の向上等の事業、増養殖の取り組みについて支援を行ってまいります。  漁港施設につきましては、必要な保全工事を実施し、施設の適正な管理に努めてまいります。  また、潮干狩り等による観光漁業を推進することで、水産業の持続的発展を目指してまいります。  商工業の振興につきましては、産業・創業支援センターらづ-Bizにおける事業者の売り上げ増進や創業希望者への伴走型支援の充実を初め、生産性向上に向けた取り組み、商店街活性化や空き店舗を活用した新規出店に対する支援等により、地元中小企業・小規模事業者の成長・発展を後押ししてまいります。  また、電子地域通貨アクアコインにつきましては、さらなる利便性の向上に取り組むとともに、普及促進の取り組みの一環として、公金の収納や支払い等への活用に向け、取り組んでまいります。  公設地方卸売市場につきましては、施設の老朽化や耐震性不足に対応するとともに、市場及び地域の活性化を図るため、現在策定中の経営展望に基づき、民間活力を積極的に活用する、市場の再整備に向けた取り組みを進めてまいります。  勤労者支援の充実につきましては、ハローワーク等の関係機関と連携した各種セミナー・就職説明会の開催や、子育て期女性を対象とする就労支援等に取り組んでまいります。  観光の振興につきましては、引き続き、木更津版DMOとの連携を図り、地域住民や事業者が主体的に取り組む、持続可能な観光地域づくりを推進するとともに、経済効果の高い国際会議等のMICE誘致に、関係機関と連携して取り組んでまいります。  また、国内外の観光商談会へ民間事業者とともに参加し、観光入込客数の増加に向けた観光プロモーションを進めるとともに、週末木更津計画や冬花火、木更津ナチュラルバル等の各種イベントを通じて、来街者の市内回遊を促し、まちのにぎわい創出につなげてまいります。  広域交流の推進につきましては、基本構想のまちの活力を牽引する拠点づくりに掲げた、木更津駅周辺地区、金田地区、インターチェンジ周辺地区の拠点づくりを、引き続き推進してまいります。  木更津駅周辺地区につきましては、交通利便性の高さと、みなとまち木更津の歴史や文化の集積等の魅力を活かして、にぎわいを創出するとともに、木更津港では、国内外のクルーズ船の誘致や受け入れ体制の整備に努めてまいります。  あわせて、内港周辺地区では、都市公園内での民間企業による、にぎわいの交流拠点づくりを目指すパークベイプロジェクトの実現を図るため、鳥居崎海浜公園における民間集客施設の設置に向けた取り組みを進めてまいります。  金田地区につきましては、県内地域と対岸地域を結ぶ移動利便性を高め、産業振興や地域活性化を図るため、木更津金田バスターミナルへの高速バスの乗り入れ路線や乗り換え可能路線の増加など、高速バスネットワークの拠点施設としての機能強化に向けて取り組んでまいります。  木更津東インターチェンジ周辺地区につきましては、道の駅を拠点とした農業振興や観光振興に取り組むとともに、道の駅利用者や地域の生産者が一層、安心・安全かつ快適に利用できるよう、駐車場の拡充等に取り組んでまいります。  国際交流の推進につきましては、木更津市国際交流協会と連携を図り、日本語教室の充実や生活情報の発信等により、さらなる多文化共生の取り組みを推進してまいります。  また、新たにベトナム社会主義共和国・ダナン市との友好関係を構築するとともに、友好都市等との交流を通じた、国際感覚豊かな人材育成等に取り組んでまいります。  第5は、「まちの快適・うるおい空間づくり」です。  幹線道路や地域内道路、公共交通の充実を図り、豊かな自然環境との共生を通じ、快適で潤いのあるまちづくりを進めてまいります。  土地利用の適正化につきましては、近い将来に予測される人口減少等に備え、市街化区域においては、地域特性に応じた拠点形成を目指す、立地適正化計画の策定に着手するとともに、既に人口減少が進む市街化調整区域においては、地域コミュニティの活性化に向けて、地区の特性に応じたまちづくり計画を作成する、地区計画制度の活用を促進してまいります。  市街地整備の充実につきましては、金田西地区で進展している特定土地区画整理事業の着実な推進を図るため、県と連携し、宅地造成及び保留地分譲を進めてまいります。  請西千束台地区につきましては、事業の完了に向け、組合を指導・支援してまいります。  また、街なか居住マンション建設補助事業により、木更津駅周辺における市街地の整備改善を進め、定住人口の増加を図ってまいります。  さらに、多くの人にとって暮らしやすい、歩いて暮らせる、にぎわいのあふれるコンパクトなまちづくりを進めるため、中心市街地活性化基本計画の策定に取り組んでまいります。  公園・緑地の充実につきましては、金田地域交流センターに隣接する近隣公園の整備に着手してまいります。  また、中の島公園利用者の安全性を考慮し、中の島大橋の改修に着手してまいります。  住環境の整備につきましては、空家バンク及び空家リフォーム助成制度を活用し、住宅ストックの質の向上につなげてまいります。  良好な景観形成の推進につきましては、景観計画に基づき、木更津駅みなと口地区の景観形成重点地区指定に向けて取り組んでまいります。  交通体系の充実につきましては、まず、都市計画道路の整備につきまして、交通アクセス向上のため、中野畑沢線桜井工区の早期完成に努めるとともに、県事業の中野工区及び草敷潮見線請西工区につきましても、県と連携しながら早期完成に向け、事業の進捗を図ってまいります。  また、富来田地区の幹線道路である下郡大稲線につきましては、関係機関と調整しながら、事業の進捗を図ってまいります。  既存の道路施設につきましては、道路舗装維持修繕計画及び橋梁長寿命化修繕計画に基づく点検と計画的な修繕により、安全性の確保と効率的な維持管理を行ってまいります。  公共交通につきましては、地域公共交通ネットワークの再構築に向け、交通不便地域の住民が生活するための移動手段を確保するため、新たな交通システムの導入に取り組むとともに、バス路線の再編について検討してまいります。  また、巌根駅利用者の利便性向上を図るため、総武線快速停車等に向け、基礎調査を実施してまいります。  港湾機能の充実につきましては、県の木更津港港湾計画に基づく、木更津港内港の早期整備を目指してまいります。  特に、パークベイプロジェクトにおいて、新たなにぎわいの拠点としての役割を担う、交流厚生用地の早期整備について、引き続き、県と連携して取り組んでまいります。  上水道の充実につきましては、かずさ水道広域連合企業団に対する出資金や負担金を支出し、安心・安全な水道水の安定供給と持続可能な経営基盤の強化に向けて、支援してまいります。  下水道等の整備につきましては、経営基盤の強化を図るため、平成32年4月の公営企業会計適用に向け、移行作業を進めるとともに、経営の持続性を確保するため、広域化・共同化の検討を行ってまいります。  下水道の既存施設につきましては、維持管理費の縮減と平準化を図るため、ストックマネジメントを推進してまいります。  下水道の新たな整備につきましては、金田西特定土地区画整理事業の進展に合わせ、整備を推進するとともに、既成市街地におきましても、清見台地区等の整備を進めてまいります。  資源循環の推進につきましては、一般廃棄物処理基本計画に基づき、適正かつ安定的な処理を進めるとともに、3Rを積極的に推進し、持続可能な社会の形成を目指してまいります。  特に、事業系廃棄物の減量化・資源化の推進や、小型家電の回収・リサイクルに取り組んでまいります。  また、新たな広域廃棄物処理施設につきましては、安房地域とも連携した6市1町による広域廃棄物処理事業協議会を設置し、平成39年4月の供用開始に向け、処理施設の整備を目指すとともに、事業実施方針を定めた上で、施設整備運営事業者を選定してまいります。  生活衛生の向上につきましては、木更津駅西口公衆便所の改修を実施してまいります。  火葬場につきましては、安定した運営が行えるよう、老朽化した現火葬場を適切に維持管理してまいります。  また、新火葬場につきましては、君津地域4市の広域連携によるメリットを活かし、PFI事業契約を締結した上で、平成34年12月の供用開始を目指し、設計・施工等の業務を進めてまいります。  霊園につきましては、合葬式墓地の不足を解消するため、納骨壇の第2期整備を行うとともに、霊園内の一層の環境整備を図ってまいります。  自然環境の保護につきましては、小櫃川河口干潟やいっせんぼく等の本市の貴重な自然財産を継続的に管理するとともに、調査研究等のさまざまな活動を行っているボランティア団体や地域住民と連携し、保護・保全に努めてまいります。  環境の保全につきましては、環境にやさしいまちの実現を目指し、良好な生活環境の維持・向上のため、大気、水質、騒音等の監視・測定を引き続き実施するとともに、パリ協定に基づく温室効果ガスの削減と気候変動への対応に本市も貢献するため、世界首長誓約/日本へ参加し、市民、事業者及び市が一体となって取り組む、地球温暖化対策実行計画の策定を行ってまいります。  また、省エネルギー対策につきましても、太陽光発電設備を初めとした、住宅用省エネルギー設備設置への支援を継続するとともに、防災拠点としての役割も担う公共施設への、太陽光発電設備や蓄電池の設置に取り組んでまいります。  環境美化につきましては、まちをきれいにする条例に基づき、ポイ捨て対策、飼い犬のふん害防止対策及び空き地の雑草等処理対策に取り組むとともに、市民等の自主的なまち美化活動に対して支援を行ってまいります。  不法投棄及び違法な残土等の埋め立てに対しましては、不法投棄監視員制度の活用、市民等からの情報提供及びパトロールの実施等により、早期に発見し迅速に対処するとともに、不法投棄等がされにくい環境整備に努めてまいります。  これまでの取り組みと合わせ、構想の実現に向けて、市民参加・協働の推進により、市民総出のまちづくりを進めてまいります。  また、情報発信力の強化や質の高い行財政運営の推進、ICT活用の推進など、発展から持続への土台づくりを進めてまいります。  市民参加の推進につきましては、若者のアイデアを市政に活かすとともに、本市の未来へ関心を寄せていただくための、まちづくりコンテスト開催や、生活関連情報を集約した市のオリジナルアプリケーションの機能を活かし、市民にスマートフォン等から、市道や公園遊具等の破損状況や災害時の被害情報等を提供していただくなど、さまざまな手法を活用し、市民参画の拡大を図ってまいります。  魅力発信力の強化につきましては、本市が持つさまざまな魅力を、効果的かつ広範囲に発信するため、全庁的な情報発信体制を強化してまいります。  また、地元ケーブルテレビやFM局と連携を図るとともに、リニューアルしたホームページやSNS等、さまざまな情報ツールを活用し、市内外へ本市の魅力を積極的に発信するなど、シティプロモーションを戦略的かつ効果的に推進してまいります。  移住・定住の推進につきましては、関係機関等と連携し、住まい、子育て、仕事等のさまざまな相談に対応可能な窓口の充実を図るほか、木更津暮らし体験イベント等を通じて、木更津の魅力に触れる機会を広く提供してまいります。  オーガニックなまちづくりの推進につきましては、オーガニックシティフェスティバルや各種セミナーの開催により、市民、団体、企業等への周知に努めながら、多様な主体と一体となって取り組みを進めるとともに、平成32年度を始期とする次期アクションプランを策定してまいります。  協働によるまちづくりの推進につきましては、市民活動支援センターきさらづみらいラボを活用し、市民活動の牽引役となる人材の育成と、市民活動団体間の交流・連携を促す機会を提供してまいります。  また、地区まちづくり協議会の全地区設立を目指すとともに、地域コミュニティの交流拠点である金田地域交流センターや公民館等を活用し、地域の特性を踏まえた市民相互の交流の契機となる事業を展開するなど、地域力の強化を図ってまいります。  さらに、電子地域通貨アクアコインの機能を活用した、行政ポイント制度の運用を開始し、市民の社会貢献活動や地域活動への参加を促進してまいります。  質の高い行財政運営の推進につきましては、ICTを活用した業務の見直しや民間活力の活用範囲の拡大など、第6次行政改革大綱に基づく取り組みを着実に実行することで、行政サービスの質の向上と業務の効率化を図ってまいります。  財政につきましては、中期財政計画に基づき、計画的な財政運営を図るため、歳入の確保をより一層強化していくとともに、プライマリーバランスの黒字を継続させることで、持続可能な財政基盤の確立に努めてまいります。  組織・人材マネジメントにつきましては、課等の組織を現在の担当制から係制へ移行し、若手職員の登用を進め、組織全体の活性化を図ってまいります。また、人事評価制度の活用や各種研修等の充実を図るとともに、人材育成基本方針に基づき、より質の高い行政サービスを安定的に提供できる職員の育成に取り組んでまいります。  公共施設マネジメントにつきましては、個別の公共施設の中長期修繕計画の検討など、公共施設の総合的な管理に、計画的に取り組んでまいります。  また、統合となる小中学校跡地に民間活力を導入し、地域の活性化に資する事業を展開するなど、施設の有効活用を図ってまいります。  新庁舎建設につきましては、庁舎整備基本構想及び庁舎整備基本計画の見直しを行ってまいります。さらに、長期間利活用の計画がない市有地につきましては、民間活力による地域活性化に向けて、処分方法を検討してまいります。  広域行政の推進につきましては、近隣市とともに行政事務の広域処理や既存施設の共同利用など、多様な住民ニーズに対応し、スケールメリットを活かせる連携の取り組みについて協議してまいります。  ICT活用の推進につきましては、市民の利便性向上と効率的な行政運営に取り組むため、IoT、ビッグデータ、AIなど、ICTのさらなる活用を進めてまいります。  また、国や県、他の行政機関の動向を踏まえ、平成32年度を始期とする、次期地域情報化計画を策定してまいります。  さらに、情報システムの安定稼動による業務の継続性を維持しながら、情報セキュリティの強化を進めてまいります。  あわせて、タブレット端末を初めとした、ICTの有効活用による庁内事務のさらなる迅速化・効率化を推進してまいります。  基地対策につきましては、引き続き、市民の安全かつ環境に配慮した運用がなされるよう調整を図るとともに、市民への情報提供に努めてまいります。  以上6項目にわたり申し上げましたが、平成31年度一般会計の予算規模は、当初予算449億4,600万円、骨格予算を編成した前年度当初予算と比較しますと、3.9%の増となっております。  また、肉付け予算となった前年度6月補正予算と比較しますと、1.7%の増となっております。  なお、5つの特別会計の総額は292億8,220万円で、一般会計との合計額は742億2,820万円となり、水道事業会計を除いた前年度当初予算比は、0.1%の減となっております。  以上が施策の概要でございますが、平成31年度は、本市が新たなステージに向かう変革期と捉えております。基本構想に掲げる将来都市像、「魅力あふれる創造都市きさらづ~東京湾岸の人とまちを結ぶ躍動するまち~」の実現に向け、本市の抱えるさまざまな課題を認識し、未来に向けたステップアップを図るため、ただいま申し上げました諸施策に、全力で取り組む所存でございます。  結びに当たりまして、議員各位を初め、市民の皆様には、なお一層のご支援とご協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。  続きまして、今定例会に提案いたしました44議案につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。  初めに、議案その1でございます。
     議案第1号 平成30年度木更津市一般会計補正予算(第5号)でございますが、歳入歳出予算の総額から7億2,661万4,000円を減額し、補正後の予算総額を454億1,945万3,000円にしようとするものでございます。  歳出の増額事業の主なものといたしましては、国民健康保険特別会計繰出金5,327万8,000円、前年度生活保護費国庫負担金返還金6,190万5,000円、障害者自立支援給付事業費1億2,000万円、生活保護事業費1億5,384万1,000円、君津地域広域廃棄物処理事業費5,041万9,000円など、減額事業の主なものといたしましては、公共施設整備基金積立金9,028万2,000円、公共下水道事業特別会計繰出金1億7,823万6,000円、街なか居住マンション建設補助事業費1億1,900万9,000円、中郷小学校建設事業費7,195万3,000円、真舟小学校校舎増築事業費9,756万6,000円などを計上いたしました。  歳入といたしましては、市税、地方交付税、諸収入などを増額する一方で、国庫支出金、県支出金、繰入金、市債を減額いたします。  なお、歳入歳出の差額分9億1,312万円につきましては、財政調整基金繰入金を減額いたしました。  議案第2号 平成30年度木更津市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)でございますが、歳入歳出予算の総額から9,019万8,000円を減額し、補正後の予算総額を133億4,151万9,000円にしようとするものでございます。  歳出といたしまして一般被保険者療養給付費保険者負担金や財政調整基金積立金の減額などを計上しております。  歳入といたしましては、国民健康保険税や県支出金を減額計上しており、この財源として、財政調整基金繰入金などを計上しております。  議案第3号 平成30年度木更津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額から4,486万円を減額し、補正後の予算総額を14億1,083万9,000円にしようとするものでございます。  歳出といたしまして、後期高齢者医療広域連合保険料等負担金の減額などを計上しております。  歳入といたしましては、後期高齢者医療保険料の減額などを計上しております。  議案第4号 平成30年度木更津市介護保険特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額から4,579万9,000円を減額し、補正後の予算総額を95億4,843万6,000円にしようとするものでございます。  歳出といたしまして、施設介護サービス給付費負担金の減額などを計上しております。  歳入といたしましては、介護保険料の減額などを計上しております。  議案第5号 平成30年度木更津市公設地方卸売市場特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額に179万6,000円を追加し、補正後の予算総額を7,932万6,000円にしようとするものでございます。  歳出といたしまして、総務諸経費の増額などを計上しております。  歳入といたしましては、一般会計繰入金や諸収入の増額などを計上しております。  議案第6号 平成30年度木更津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額から288万5,000円を減額し、補正後の予算総額を62億3,843万2,000円にしようとするものでございます。  歳出といたしまして、枝線管渠整備事業費(金田西新市街地分)の増額や金田西雨水ポンプ場建設事業費の減額などを計上しております。  歳入といたしましては、消費税還付金や市債の増額、一般会計繰入金の減額などを計上しております。  議案第7号は、生活困窮者等の自立を促進するための生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律の施行に伴う、厚生労働省関係省令の整備等に関する省令の施行に伴い、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第8号は、原子力発電所の事故に起因する損害に対する和解について、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。  議案第9号は、平成30年9月27日に可決された江川総合運動場拡張整備事業陸上競技場トラック等舗装工事に係る工事請負契約の変更契約の締結をするにあたり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。  続きまして、議案その2についてご説明いたします。  議案第10号 平成31年度木更津市一般会計予算でございますが、歳入歳出予算総額は449億4,600万円、前年度の当初予算と比較いたしますと、16億8,600万円、3.9%の増となります。  なお、平成30年度当初予算は、市長選挙が控えていたため、骨格予算を編成いたしましたので、実質的な当初予算となる6月補正後予算額との比較では、7億3,114万7,000円、1.7%の増となっております。  議案第11号 平成31年度木更津市国民健康保険特別会計予算でございますが、歳入歳出予算総額は123億5,700万円で、前年度比10億6,250万円、7.9%の減となります。  議案第12号 平成31年度木更津市後期高齢者医療特別会計予算でございますが、歳入歳出予算総額は14億7,890万円で、前年度比2,220万円、1.5%の増となります。  議案第13号 平成31年度木更津市介護保険特別会計予算でございますが、歳入歳出予算総額は105億4,930万円で、前年度比10億5,560万円、11.1%の増となります。  議案第14号 平成31年度木更津市公設地方卸売市場特別会計予算でございますが、歳入歳出予算総額は7,090万円で、前年度比90万円、1.3%の減となります。  議案第15号 平成31年度木更津市公共下水道事業特別会計予算でございますが、歳入歳出予算総額は48億2,610万円で、前年度比18億700万円、27.2%の減となります。  議案第16号は、君津地域水道事業の統合広域化に伴い、関係条例の整理をしようとするものでございます。  議案第17号は、職員が市民全体の奉仕者であってその職務は市民から負託された公務であることに鑑み、職員の職務に係る倫理の保持及び公正な職務の執行に資するため必要な措置を講ずることにより、職務の執行の公正さに対する市民の疑惑や不信を招くような行為の防止を図り、もって公務に対する市民の信頼を確保するため、新たに条例を制定しようとするものでございます。  議案第18号は、第2期君津地域広域廃棄物処理施設の適正な整備及び管理運営に関する事業に係る民間事業者の選定に関し必要な事項について調査審議する第2期君津地域広域廃棄物処理施設整備運営事業者選定委員会を置くため、新たに条例を制定しようとするものでございます。  議案第19号は、森林の間伐、森林整備の担い手の確保並びに木材利用の促進及び普及啓発等による森林環境の整備に要する経費の財源に充てる基金を設置するため、新たに条例を制定しようとするものでございます。  議案第20号は、君津地域水道事業の統合広域化及び行政需要の変化に的確に対応した職制の見直しに伴い、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第21号は、消費税率等の引き上げ分を負担転嫁するため、関係条例の整備をしようとするものでございます。  議案第22号は、水道審議会及び木更津市福祉有償運送運営協議会を廃止し、木更津市民会館整備検討委員会、木更津市庁舎整備検討委員会、木更津市あけぼの園民営化事業者選定委員会及び木更津市公募対象公園施設設置等予定者選定委員会を設置するため、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第23号は、母子保健コーディネーター及び新生児・妊産婦訪問指導員の報酬額を引き上げ、発達相談員の業務別の区分を規定するとともに報酬額を引き上げ、並びに第2期君津地域広域廃棄物処理施設整備運営事業者選定委員会委員、主任母子・父子自立支援員兼婦人相談員及び母子・父子自立支援員兼婦人相談員を設置するため、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第24号は、行政需要の変化に的確に対応した組織機構の改革に伴い、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第25号は、君津地域水道事業の統合広域化に伴い、職員の定数を変更するため、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第26号は、本市の一般職の職員の超過勤務命令の上限等を定めるため、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第27号は、地方税法等の一部を改正する法律の施行及び国際連合の軍隊の構成員等の所有する軽自動車等に対する軽自動車税の種別割の特例を定めることに伴い、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第28号は、地方税法等の一部を改正する法律等の施行並びに消費税率等の引き上げによる原動機付自転車及び小型特殊自動車の標識に係る弁償金の額の負担転嫁等に伴い、関係条例の整備をしようとするものでございます。  議案第29号は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部を改正する省令の施行に伴い、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第30号は、消費税率等の引き上げに伴い、料金の改定等を行うため、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第31号は、都市緑地法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令の施行、消費税率等の引き上げ分の負担転嫁並びに鳥居崎海浜公園の水泳プールの廃止等に伴い、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第32号は、君津地域水道事業の統合広域化に伴い、並びに消費税率等の引き上げ分を負担転嫁するため、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第33号は、君津地域水道事業の統合広域化に伴い、並びに消費税率等の引き上げに伴う料金の改定を行うため、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第34号は、木更津都市計画金田西地区地区計画の変更に伴い、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第35号は、防火対象物を利用しようとする者の防火に係る安全性の判断に資するよう、防火対象物の消防用設備等の状況が消防法等に違反する場合に、その旨を公表する制度を設けるため、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第36号は、木更津市立金田公民館の廃止、木更津市立金田公民館畔戸分館の名称変更等に伴い、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第37号は、木更津市立金田市民学習会館の廃止等に伴い、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案第38号は、消滅時効の期間が経過した水道料金に係る債権の放棄について、地方自治法第96条第1項第10号の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。  議案第39号は、平成27年12月15日に可決された木更津市公共下水道金田西雨水ポンプ場の建設工事に係る業務委託の変更契約の締結をするにあたり、また、議案第40号は、平成29年9月28日に可決された木更津市公共下水道木更津下水処理場(沈砂池・自家発電施設再構築)の建設工事に係る業務委託の変更契約の締結をするにあたり、それぞれ、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。  議案第41号は、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、鴨川市、南房総市及び鋸南町広域廃棄物処理事業協議会規約を制定することについて、地方自治法第252条の2の2第1項の規定により、関係普通地方公共団体と協議するにあたり、同法第252条の2の2第3項の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。  議案第42号は、木更津市とかずさ水道広域連合企業団との間における下水道使用料及び地域汚水処理手数料の徴収等に関する事務の委託に関する規約を制定することについて、地方自治法第252条の14第1項の規定により、かずさ水道広域連合企業団と協議をするにあたり、同法第252条の2の2第3項の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。  議案第43号は、かずさ水道広域連合企業団が、平成31年4月1日から、君津広域水道企業団にかわり用水供給事業を開始することに伴い、君津広域水道企業団の解散に関する協議について、地方自治法第288条の規定により、千葉県、君津市、富津市及び袖ケ浦市と協議するに当たり、同法第290条の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。  議案第44号は、君津広域水道企業団の解散に伴う財産処分に関する協議について、地方自治法第289条の規定により、関係団体と協議するに当たり、同法第290条の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。  なお、総務部長から補足説明いたしますので、十分ご審議の上、原案どおり可決賜りますよう、お願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。  どうぞよろしくお願いいたします。 17 ◯議長(斉藤高根君) ただいま市長から提案理由の説明がありましたが、議案調査上、この際、関係部長の補足説明を求めます。土居総務部長。          〔総務部長 土居和幸君登壇〕 18 ◯総務部長(土居和幸君) 私から、各議案につきまして、補足説明をさせていただきます。  なお、議案第1号から第6号の補正予算関係議案及び議案第10号から第15号の当初予算関係議案につきましては、先ほどの市長からの提案理由説明によりまして、ご了承を賜りたいと存じます。  それでは、議案書その1、1ページをご覧ください。  議案第7号 木更津市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、児童扶養手当制度の改正に合わせ、受給資格者の所得について、その年の1月から9月までの間に認定請求する者については、前々年の所得を確認することを規定しようとするものでございます。  なお、本条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その1、1ページをご覧ください。  続きまして、議案書その1、2ページをご覧ください。  議案第8号 原子力発電所の事故に起因する損害に対する和解についてにつきましては、東日本大震災に伴う原子力発電所の事故に起因して、本市が支出を余儀なくされた費用のうち、焼却飛灰の処分等に係る増加費用等について、東京電力ホールディングス株式会社が賠償対象と認めた5,988万4,152円を本市に支払うことで、和解しようとするものでございます。  続きまして、3ページをご覧ください。  議案第9号 工事請負変更契約の締結についてにつきましては、公益財団法人日本陸上競技連盟の指導により、公認陸上競技場に必要となる、樹脂系舗装工の一部が不足しているため、舗装工事等を追加変更するもので、工事請負金額を561万2,760円、増額しようとするものでございます。  変更契約金額表及び平面図等につきましては、別冊議案参考資料その1の2ページから3ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、1ページをご覧ください。  議案第16号 君津地域水道事業の統合広域化に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてにつきましては、水道部の廃止に伴い、市の区域外住民に対する水道事業給水条例など、5つの条例を廃止し、木更津市証紙条例など10の条例の一部改正を行おうとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、1ページから13ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、4ページをご覧ください。  議案第17号 木更津市職員倫理条例の制定についてにつきましては、第1条及び第2条では、目的、定義を、第3条から第6条では、職員の倫理行動規準、禁止行為、任命権者の責務等について、第7条及び第8条では、不正な働きかけの禁止、不正な働きかけに対する措置等について、第9条では、木更津市職員倫理審査会の設置を規定しております。  なお、本条例につきましては、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  続きまして、議案書その2、8ページをご覧ください。  議案第18号 第2期君津地域広域廃棄物処理施設整備運営事業者選定委員会設置条例の制定についてにつきましては、第1条及び第2条では、設置、所掌事務について、第3条から第8条につきましては、組織、委員の任期等について、規定をしております。  なお、本条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  続きまして、議案書その2、10ページをご覧ください。  議案第19号 木更津市森林環境整備基金条例の制定についてにつきましては、第1条では、基金の設置を、第2条では、基金の積み立てについて規定しております。第3条から第7条では、基金の管理、運用益金の処理、処分等を規定しております。  なお、この条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  続きまして、議案書その2、12ページをご覧ください。  議案第20号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、級別基準職務表のうち、6級職から副課長を削除し、5級職に課長補佐、4級職に係長を追加するとともに、君津地域水道事業の統合・広域化に伴い、必要となる文言整理を行おうとするものでございます。  なお、本条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、14ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、13ページをご覧ください。  議案第21号 木更津市道路占用料徴収条例等の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、消費税率及び地方消費税率の引き上げに伴い、木更津市道路占用料徴収条例のほか、合わせて5つの条例で定めております、占用料等の見直しを行おうとするものでございます。  なお、本条例は、平成31年10月1日から施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、15ページから22ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、15ページをご覧ください。  議案第22号 附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、君津地域水道事業の統合広域化や組織の設置目的の達成等により、2つの附属機関を廃止し、また、施設整備や民営化等を推し進めるため、新たに4つの附属機関を設置しようとするものでございます。  なお、本条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、23ページから25ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、17ページをご覧ください。  議案第23号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、母子保健コーディネーター等に必要な専門的な資格を有する者が少なく、より確実な人材確保をするため、報酬額の引き上げ等を行おうとするものでございます。  なお、本条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。
     新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、26ページから27ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、19ページをご覧ください。  議案第24号 木更津市行政組織条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、都市整備部の所管である営繕に関する事項を総務部に移すことにより、必要な文言整理を行おうとするものでございます。  なお、本条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、28ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、20ページをご覧ください。  議案第25号 木更津市職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、廃止となる公営企業である水道部の定員を減じ、その分を市長部局の定員に加えようとするものでございます。  なお、本条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、29ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、21ページをご覧ください。  議案第26号 木更津市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、超過勤務命令を行うことができる上限等を規則で定めることを規定しようとするものでございます。  なお、本条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、30ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、22ページをご覧ください。  議案第27号 アメリカ合衆国軍隊の構成員等の所有する軽自動車等に対する軽自動車税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、法改正により、現在の軽自動車税が新たに環境性能割と種別割とで構成されることとなったことに伴う文言の整理等、及びアメリカ合衆国軍隊の構成員等が所有する軽自動車等に対する軽自動車税の種別割の特例を、国際連合の軍隊の構成員等が所有する軽自動車等にも適用しようとするものでございます。  なお、本条例は、平成31年10月1日から施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、31ページから33ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、25ページをご覧ください。  議案第28号 木更津市税条例等の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、法改正により、市民税関係では、法人市民税の法人割の標準税率が引き下げられたことに伴い、本市も同様の措置を講ずること、軽自動車税関係では、3輪以上の軽自動車に係る軽自動車税が、新たに環境性能割と種別割とで構成されることとなったことに伴い、環境性能割の税率を規定すること等を行おうとするものでございます。  なお、本条例は、平成31年10月1日から施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、34ページから48ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、34ページをご覧ください。  議案第29号 木更津市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、省令の改正により、市が置かなければならない一般廃棄物処理施設の技術者の資格に、専門職大学の前期課程を修了した者を追加しようとするものでございます。  なお、本条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、49ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、35ページをご覧ください。  議案第30号 木更津市公設地方卸売市場条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、消費税率及び地方消費税率の引き上げに伴い、卸売業者売場使用料の見直し等を行おうとするものでございます。  なお、本条例は、平成31年10月1日から施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、50ページから51ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、36ページをご覧ください。  議案第31号 木更津都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、公募により認定された事業者等が都市公園に設ける飲食店などの公園施設の建蔽率について、認められている率を、100分の10を限度に超えることができること等を規定しようとするものでございます。  なお、附則では、それぞれの規定の施行期日を定めております。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、52ページから55ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、38ページから41ページをご覧ください。  議案第32号 木更津市地域汚水処理場条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第33号 木更津市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、ともに消費税率及び地方消費税率の引き上げに伴い、汚水処理手数料等を見直すこと及び君津地域水道事業の統合広域化により必要となる文言整理を行おうとするものでございます。  なお、附則では、それぞれの規定の施行期日を定めております。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、56ページから58ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、42ページをご覧ください。  議案第34号 木更津市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、金田西地区地区計画の変更に合わせ、建築物の用途の制限や敷地面積の最低限度等を一部改正し、当該地区における建築物等の制限内容の実行性を確保しようとするものでございます。  なお、本条例は、公布の日以後、初めて告示される都市計画法第21条第2項の規定により準用する同法第20条第1項の規定による木更津都市計画金田西地区地区計画に係る都市計画の変更の告示の日から、施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、59ページから61ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、44ページをご覧ください。  議案第35号 木更津市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、消防用設備の違反の状況を公表できる規定を加えるとともに、その際に必要となる手続を規則で定めることを規定しようとするものでございます。  なお、条例は、平成32年4月1日から施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、62ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、45ページをご覧ください。  議案第36号 木更津市立公民館設置及び管理運営条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、金田公民館の廃止とその分館である畔戸分館を中央公民館の分館に改めること及びその他必要な文言整理等を行おうとするものでございます。  なお、本条例は、畔戸分館に係る規定につきましては、平成31年4月1日から、その他につきましては、公布の日から施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、63ページから64ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、47ページをご覧ください。  議案第37号 木更津市立市民学習会館等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、金田市民学習会館の廃止のほか、その他必要な文言整理等を行おうとするものでございます。  なお、本条例は、金田市民学習会館に係る規定につきましては、平成31年4月1日から、その他につきましては、公布の日から、施行しようとするものでございます。  新旧対照表につきましては、別冊議案参考資料その2、65ページから66ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、48ページをご覧ください。  議案第38号 権利(債権)の放棄についてにつきましては、今回の債権放棄は、法人2社・個人1人の3件でございます。法人2社につきましては、簡易裁判所へ支払い督促を申し立てたものの、代表者の所在が不明となり、10年の時効を迎えたものでございます。個人のものにつきましては、給水停止等の措置を講じたところでございますが、所在不明となり、2年の時効が経過した後、さらに3年間、調査を継続してまいりましたが、徴収不能となったものでございます。  続きまして、議案書その2、49ページ及び50ページをご覧ください。  議案第39号及び議案第40号は、ともに業務委託変更契約の締結についてでございます。  まず、議案第39号につきましては、木更津市公共下水道金田西雨水ポンプ場の建設工事の施工及び施工監理について、入札差金並びに残土処分の方法により業務委託費が減額になったため、また、議案第40号につきましては、木更津市公共下水道木更津下水道処理場の沈砂池及び自家発電施設等の機械・電気設備工事の施工及び施工監理について、入札差金が発生したため、それぞれ、減額の変更契約をしようとするものでございます。  なお、おのおのの変更契約金額表等につきましては、別冊議案参考資料その2、68ページから70ページをご覧ください。  続きまして、議案書その2、51ページをご覧ください。  議案第41号 木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、鴨川市、南房総市及び鋸南町広域廃棄物処理事業協議会規約の制定に関する協議についてにつきましては、6市1町による協議会の設立に当たり、協議会の名称、構成、担任事務、組織などを規定しようとするものでございます。  なお、本規約は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  続きまして、議案書その2、55ページをご覧ください。  議案第42号 木更津市とかずさ水道広域連合企業団との間における下水道使用料及び地域汚水処理手数料の徴収等に関する事務の委託に関する協議についてにつきましては、これまで、本市の水道部に委託しておりました下水道使用料及び地域汚水処理手数料の徴収等の事務を、本年4月以降、千葉県及び本市のほか3市で設立した、かずさ水道広域連合企業団に委託しようとするものでございます。  続きまして、議案書その2、58ページをご覧ください。  議案第43号 君津広域水道企業団の解散に関する協議についてにつきましては、当該企業団の解散について、総務大臣に対し、届け出をしようとするものでございます。  続きまして、議案書その2、59ページをご覧ください。  議案第44号 君津広域水道企業団の解散に伴う財産処分に関する協議についてにつきましては、当該企業団の解散に当たり、その全ての財産を、かずさ水道広域連合企業団に帰属させようとするものでございます。  私からは以上でございます。 19 ◯議長(斉藤高根君) 以上で補足説明は終わりました。   ─────────────────────────────────────── 20      ◎休会について ◯議長(斉藤高根君) 次は、日程第5、休会についてお諮りいたします。議案調査、委員会審査及び総合調整のため、明2月13日から17日及び2月19日から25日、並びに3月2日から19日までの30日間を休会としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 21 ◯議長(斉藤高根君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。   ─────────────────────────────────────── 22      ◎かずさ水道広域連合企業団議会議員の選挙 ◯議長(斉藤高根君) 次に、日程第6、かずさ水道広域連合企業団議会議員の選挙を行います。  選挙の方法は、投票、指名推選、いずれの方法にいたしましょうか。佐藤議員。 23 ◯23番(佐藤多美男君) 公正を期するために、投票での選挙を提案いたします。 24 ◯議長(斉藤高根君) 投票という声がありましたので、選挙の方法は投票によることといたします。  議場の閉鎖を命じます。          〔議場閉鎖〕 25 ◯議長(斉藤高根君) ただいまの出席議員数は、22名であります。  なお、会議規則第31条第2項の規定により、立会人に岡田貴志議員と近藤 忍議員を指名いたします。  投票用紙を配付させます。          〔投票用紙配付〕 26 ◯議長(斉藤高根君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 27 ◯議長(斉藤高根君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。          〔投票箱点検〕 28 ◯議長(斉藤高根君) 異状なしと認めます。  念のために申し上げます。この選挙は、得票数の上位4名をもって、当選者といたします。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名をフルネームで記載の上、点呼に応じて順次投票願います。  点呼を命じます。          〔点呼・投票〕 29 ◯議長(斉藤高根君) 投票漏れはありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯議長(斉藤高根君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。
     それでは、開票を行います。  岡田貴志議員と近藤 忍議員、立ち会いをお願いします。          〔開票・計算・点検〕 31 ◯議長(斉藤高根君) それでは、選挙の結果を報告いたします。  投票総数22票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち    有効投票  22票    無効投票  0票  有効投票中    住ノ江 雄 次 議員   6票    近 藤   忍 議員   5票    重 城 正 義 議員   5票    石 川 哲 久 議員   4票    佐 藤 多美男 議員   2票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は2票であります。  よって、住ノ江雄次議員、近藤 忍議員、重城正義議員、石川哲久議員が、かずさ広域連合企業団議会議員に当選いたしました。  議場の閉鎖を解きます。          〔議場開鎖〕 32 ◯議長(斉藤高根君) ただいまかずさ水道広域連合議会議員に当選されました、住ノ江雄次議員、近藤 忍議員、重城正義議員、石川哲久議員が議場におられますので、本席から、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。   ─────────────────────────────────────── 33      ◎散会の宣告 ◯議長(斉藤高根君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  次会は、2月18日午前10時から本会議を開きます。  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。                                (午前11時52分)   ───────────────────────────────────────      ◎本日の会議に付した事件  1.会期の決定  1.会議録署名議員の指名  1.市長あいさつ  1.諸報告  1.施政方針・議案第1号~議案第44号・陳情第2号・陳情第3号  1.休会について  1.かずさ水道広域連合企業団議会議員の選挙 上記会議録を証するため下記署名いたします。  平成  年  月  日      議     長   斉  藤  高  根      署 名 議 員   平  野  卓  義      署 名 議 員   鈴  木  秀  子 Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...